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2005年07月09日 17:05に投稿されたエントリのページです。

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ロンドン同時多発テロ

昨日、ロンドンの中心部で同時多発爆弾テロが発生した。犯行はG8サミットの開催に合わせて、金融機関やセントラル周辺などで起こった。50人以上が死んで、700人が負傷した。

 ロンドンには友人もいて、俺自身、標的になったサークルラインや、ピカデリーラインを使ったこともある。テロは恐怖だ。
 仮に今回のテロが911同様、イラクへの爆撃、派兵に対する報復だったとしても、イギリスには多くの軍隊撤退論者がいる。テロリストは撤兵を強く望むイギリス人を避けて攻撃したのだろうか。テロは無差別だから卑怯だ。ブレアを支持する人であろうと、ファナティックなイスラム教徒であろうと関係なく死んでしまうからだ。

 それと全く同じ理由で、ベイルートの爆破テロや、米国の外交サポートによって行なわれたレバノンの侵略、そしてイラクへの爆撃もまた卑怯だ。民間人を標的にした攻撃はすべて誤爆とされ、それらの無差別虐殺(南アフリカや中東におけるアメリカの侵略行為)はテロに分類されることはない。テロに関する報道や文献ではこれらはテロ史には入らない。記述されることはあってもテロとしてではなく、「正義の戦争」としてだ。
アメリカや、その他同盟国に対しての非宣戦攻撃がテロと呼ばれ、アメリカ他が他者にテロ行為を行っても、それは彼らにとっていつでも正しい戦争なのだ。(アメリカの非人道的なテロ行為は書いてるとむかついてくるのでこれ以上書かない)

 歴史を俯瞰すればそういうことだ。だから俺はテロリストとテロリストに対峙するテロリストに何の定見も持たない。妄信的な愛国心や、宗教観にも興味はない。大切なのは首脳会議や薄っぺらなサミットで成しえない(もちろん報復行為や、爆撃した後に食料や医療品を投下するナメた行為などではない)ディスコミュニケーションへの理解だと思う。

 911のときも、今回のロンドンのテロも俺は虐殺という実感はまったく感じなかった。しかし、人は死んでいて、テロリストは声明通り、アメリカ、スペイン、イギリスと順不同に無差別テロを行なっている。彼らの911後の声明は以下の通りだった。

「アメリカを支持し、この戦争に参加するイギリス、スペイン、イタリア、日本、オーストラリア、ポーランドに対し、われわれは適当な時期と場所で対応する権利がある」

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