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2005年09月07日 20:17に投稿されたエントリのページです。

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猫の給仕頭

先日、目黒駅にある松岡美術館に行った。
フランス近代美術と銘打つ、印象派の絵画を中心とした企画展が催されていたからだ。

忌憚のない意見を言えば、どうしようもなく退屈なコレクションだった。モネやピカソ、モディリアーニなどが3点ずつくらい綺麗に並べられてあって、耽美の糞ルノワールの人物画が誇らしげに中央に飾ってあった。
僕はシャガールの絵は比較的好きなのだけど、いくつかのシャガールの絵も、蠱惑的な美しさのない絵だった。
(ジャコメッティの猫の彫刻が彼女の気に入って、嬉しそうに葉書を買っていた。)

帰り、看板のない質素なら~めん屋に入り、飾りっ気のない醤油ら~めんを食べて、しかるべき、しかし飾りっ気のない愚痴をこぼして店を出た。
振り向くと、飾りっ気のない暖簾ごしに店の主人が正当な手段で、ジャコメッティ的に僕を睥睨していた。

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